PSO2とPSUでのオルフィーナの思い出Bloog★

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

*PSO2サポーターズリンク&ランキング参加中!面白かったらポチっとお願いします♪*
ファンタシースターオンライン2・攻略ブログ

【妄想・ネタバレ注意】Smill me……
新しいストーリークエストをクリアしました。
なかなか濃くて良かったのですが、某さんの戦闘に加わる理由が弱いなあと思ってしまいまして(笑)
自分的に脳内設定を組み立てて、こういう感じはどうかなーと書いたのがこのお話です。

あくまで私の脳内妄想駄文ですので、イメージと違う場合が考えられますので閲覧にご注意ください。
危うく双子(ダブル)に殺されそうになったメルフォンシーナの窮地を救ったのは、敵対していたはずの巨躯(エルダー)だった。

「どうして……。」
そんな言葉が自然とメルフォンシーナの口からこぼれた。

双子の攻撃を防ぎながら、睨み合いが続く中……双子の女の方が冷たく言い放った。
「巨躯、いつからアークスと仲良しごっこするようになったの?」
双子の男の方もそれに続く。
「つまんないの。多少は期待してたのに。」
その問いに巨躯は、眉一つ動かさず抑揚のない声で答えた。
「仲良しごっこだと? そのようなつもりは一切ない。この女はこの体の男の所有物(モノ)だ。それを勝手に壊されるのが気に食わぬ。」
「巨躯! テメェ……。」
メルフォンシーナを所有物扱いしたことにゼノがすぐさま反応する。
「……良いのです。ゼノ様。」
メルフォンシーナは静かにゼノを止める。
本人からそう言われてはゼノも黙るしかなく、小さく悪態の言葉を吐いただけだった。
「この女だけではない。ここにいる奴らは我の獲物……倒すのはこの巨躯。お前達に食わせはしない……。」
言葉を裏付けるように、巨躯の力が増していくのがメルフォンシーナにも分かった。
「もしかして、別の次元に僕たちを飛ばそうとしてるの?」
「もしかして、別の次元に私たちを飛ばそうとしてるの?」
「バカだね。」
「バカだわ。」
巨躯の行おうとしていることの意図を知り双子がいう。
「言ったはずだ。こいつらは俺の獲物だと。それを邪魔するなら、先ずはお前達から消す。」
圧倒的な闇の力が、双子と巨躯の間でゆらゆらと不安定に形作られる。
「……またなのですか。また私はあなたに守られて生き残るのですか……?」
彼の気持ちがどうであれ、結果は変わらないのだ。
10年の歳月が経った今でも、何も出来ない自分の非力さにメルフォンシーナは膝から崩れ落ちた。
「10年前もそう、今もそう……私は……姉さんとあなたに守られてばかり……。」
そしてやっと自分に価値が見つかったと思いきや、彼はダークファルスに取り込まれ今に至る―……。
自分が幸せを願う相手は皆、例外なく不幸になる。
そして自分は、その人々によって生かされる……。
「守られるのが嫌なら強くなれ。」
うなだれるメルフォンシーナに、聞きなれた声が降り注いだ。
「俺はずっと言ってたはずだ。弱いヤツに用はない、とな。」
ハッとして顔を上げたメルフォンシーナの目に、最後に見たのがいつだったか思い出せないほど見たかった男の姿があった。
「……ゲッテムハルト……様……。」
「そんな無駄口叩いていて、大丈夫なの?」
双子の男が言う。
「もう終わりにしようよ。飽きてきちゃった。」
双子の女が言う。
双子と巨躯の間の闇の力がぐにゃりと歪む。
「……ハッ。笑わせるな。」
巨躯がその手に力をこめたのが分かった。
このままでは時間の問題かもしれない―……そう思った瞬間、不意に声がした。
「メルランディア。」
「……!?」
息を呑む。
それは彼女が10年前、大事な二人を失った時、一緒に失ったものだ。
男の口が何かをゆっくりつぶやいた。
その言葉を聞いたメルフォンシーナ……いや、メルランディアは―……
目を一瞬大きく見開いたかと思うと、ふっと小さく微笑んだ。
もう何年も笑っていない彼女の微笑みは儚げで、よく見ていなければ見落としただろう。
その様子を見て男の口元が一瞬、歪んだように見えた。

そう思ったのも束の間。
視線を彼女から双子へと移し……

男は……いや。
巨躯は一際大きな声で、吼えた―……。

*************************

巨躯の咆哮が聞こえなくなった後、そこに居た人影は姿を消していた。
双子も巨躯も……。

「私はあの人に笑って欲しかった。」
巨躯が居た場所を見つめながら、メルランディアは小さくつぶやいた。
「でも……私は忘れていました。相手に笑ってほしければ……先ずは私が、笑うべきでした……。」
彼女の少し後方から、若い男性の声が聞こえた。
「俺、今なら分かる気がします……。」
アフィンだ。
「あのおっかない先輩も、きっとメルランディア先輩に笑って欲しかったんだろうな。」
アフィンもまた、彼の前から去ったダークファルスがまだそこに居るかのように、先を見つめながらつぶやく。
「だって俺も大事な人には笑ってて欲しいもんな。ユク姉とか……さ。」

見間違いでなければ。
"彼"は笑っていた。

「そうそう、女は愛嬌ってな! とりあえず、応援を呼んどいた。もうすぐ来るだろう。」
そういいながら、ゼノが凄腕と噂されているアークスとゆっくり歩いてくるのが見えた。
「お前さん、見てくれは悪くねーんだ。笑ってればいいと思うぜ。」
軽い口調でそういうゼノに、アフィンが頭を抱える。
「ゼノ先輩、その言葉エコー先輩が聞いたら……。」
「おいおい、なんでそこでエコーのやつが出てくるんだ? アフィン。」
涼しい顔のゼノにアフィンは言う。
「ゼノ先輩、勘弁してくださいよ……。」
「大体、この場に居ないエコーに何遠慮してんだ? それに見てくれだけじゃなく性格的にも……」
その瞬間―……
「だーれが見てくれだけじゃなく性格的にもなのかしら?」
ゼノの通信端末から若い女性の声が聞こえる。
ゼノはしまったという顔になる。
「応援をよこせってあたしに連絡しておいて、端末切り忘れる誰かさんも性格的にどうなのかしらねー?」
「う、うるせーぞ!? お前は早く、じじいとか姐さんに連絡しろ!!」
必死に見えない相手と喧嘩腰のゼノをなだめる、アフィンと呆れるアークス。

メルランディアは思った。

いつか自分も、この輪に入って笑えるようになろう―……
あの人と二人で。

数分前まで血なまぐさい戦場だった場所は、
幼馴染同士の痴話喧嘩の場へとすっかり変わっていた。

※イメージはこの動画です。


*PSO2サポーターズリンク&ランキング参加中!面白かったらポチっとお願いします♪*
ファンタシースターオンライン2・攻略ブログ

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © ぱんどらぼっくす. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。