PSO2とPSUでのオルフィーナの思い出Bloog★

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ファンタシースターオンライン2・攻略ブログ

FP.
このお話はフィクションです。
また、あえてぼかして書いてある部分があります。

管理人の痛い妄想のお話なので、そういうのが苦手な方は閲覧注意。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

【フレンドパートナー】

フレンドが登録した分身となるキャラクターを、フレンドパートナーとして呼び出すことができます。呼び出すには、相手となるフレンドが登録を行っている必要があります。

-PSO2公式サイト オンラインマニュアルより

クエストカウンターにて、クエストを受注する。
キャンプシップにて、「パートナー呼び出し端末」からいつものように「フレンドパートナー」を呼び出そうと一覧を見たオレは
そこに見慣れない名前のフレンドパートナーが居ることに気がついた。

「……誰だ?」

職業はテクター。サブクラスはフォース。
レベルは……一応、40を超えているようだ。

オレ自身のメインクラスはファイターなので、支援を主とするフォース系のフレンドパートナーは重宝する。
それゆえに、登録されていることを見落とすとは考えにくいのだが……。

「パートナー呼び出し端末」からそのキャラクターを呼び出す。

ふわりと白銀に近い髪がなびき、そのキャラクターが姿を現した。

ヒューマンの女性。
多少肌が不健康なほどに白く感じるものの、それ以外は特におかしな点はない。
背中には「グラマシェント」と呼ばれる、割とフォース系のキャラクターであれば愛用している事は珍しくない武器を背負っている。
瞳は澄んだ紫色。
美人ではないが、どちらかといえば可愛らしい感じだ。

彼女の名前をもう一度確認するが、やはり記憶にない……。

とはいえむさい男(ヤロー)キャラクターに回復や支援をされるより、可愛らしい女性のフレンドパートナーにご奉仕される方がいいに決まっている。
そのフレンドパートナー以外のパートナーを呼び出すと、オレはアークスとしての仕事を開始した。

事件はそのクエストが終了してからだった。
「……どういうことだこれ」

居るのだ。
あの謎のフレンドパートナーが。

本来フレンドパートナーは、アークスとしての任務が完了するとその役目を終えて消える。
現に、彼女以外のフレンドパートナーはパーティーから煙のように消えうせた。
その役目を終えたからだ。

しかし……

彼女だけは消えずに、ロビーまでついてきたのだ。

端末情報に問題でも起きているのだろうか……

そう思いながら、オレはとりあえず一旦、マイルームに戻ることにした。

もしかしたら最近、あまり寝ずに依頼を過ごしているせいで幻覚を見ている可能性もあったからだ。
あまり寝ていないにも関わらず、体はどこも不調がないというのは皮肉なものだなと自嘲する。

マイルームに入ると、オレは簡易ベットに寝転がる。
ミシッとベットが悲鳴を上げる。

確か新調したばかりのはずだが、オレが太ったのだろうか……。

ふと、横に誰かの気配を感じ、体勢をその方向に向けたオレの目に信じられない光景が広がっていた。

「ちょ…… お前……」

オレの横に謎のフレンドパートナーの「彼女」が寝ていた。

手を小さく握り、まるでさも当たり前のように目を閉じて。

フレンドパートナーはインプットされた行動以外できないはずだ。
なのに「彼女」は現に目の前であろうことか一緒のベットに寝ているのだ。

その寝顔は安らかで、起こすのをためらうほどだ。

そっと彼女の頬に指をあててみる。
指に肌の感触があった。

やはり「彼女」は存在している……。
夢ではないようだ。

しかし困った……。
彼女はすっかり夢心地のようで、寝息が規則的に聞こえる。
気持ちよさそうに寝る女性を叩き起こす程、流石にオレも鬼ではない。

「……とりあえず明日にするか」

もしかしたら起きた時、彼女は消えているかもしれない……。

そう思うと何故か分からないが、何かが軋むような音がした。

結局。
「彼女」の存在は消えていなかった。

そして不思議なことに「彼女」は他の人間には視認できない存在らしい。

誰も「彼女」の事を話題にだす事がないからだ。

他人に視認できない以上、相談することもままならず…
そんな謎のフレンドパートナーの「彼女」と依頼をこなし、マイルームに戻れば同じベットで寝る生活。
詳細を知らない人間が聞けば勘違いされそうな話。

そんな生活が数日続き、その日も何時ものように依頼をこなし、マイルームに戻ろうとロビーに足を踏み入れた瞬間。

-……ピロリン。

メールが着信した音が響いた。

誰だろうか?
今時、メールが着信すること自体が稀だ。

メールの差出人を見る。
名前を見てオレは目を見開いた。

謎のフレンドパートナーの「彼女」と同じ名前……
という事は、彼女の本当の人格からの連絡の可能性が高い。

メールを恐る恐る開封する。

件名はなかった。

メールの本文には一言だけ、こうあった。

「お疲れ様…… また暫く、お別れだね」

その瞬間……

オレは全てを理解した。
いや……

正しくは「思い出した」。

namida1.jpg


頬に柔らかいものが添えられた。
彼女の手だ。
作り物ではない、本当の人間の手。

namida2.jpg

目を閉じる。
目を閉じてもなお、彼女の少し寂しそうな笑顔の映像が残っている。
きっとこの映像は消えないだろう……

emu.jpg

だってオレは……。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

「ふぅ……」

ため息が漏れた。

「あ、幸せが今逃げましたよ?」

すっかり冷めたコーヒーカップを、淹れたてのコーヒーが入ったカップと交換しながら
いたずらっ子のように助手が笑う。

「え~? 体重が0.1グラム減るって聞いたけど?」
「あら、そうなんですか? ところで、いかがでした?彼は」

座り心地がお世辞にも良いとは言えない椅子に腰掛け、助手は興味津々という感じだ。

「ん~そうね。まだまだ開発、修正の余地はあるけど、なかなかいい感じじゃない?」
「へ~! でも、フレンドパートナーのシステムをアークスの仕事以外に活かそうなんて
本当、突拍子もない依頼ですよね。
いくらお仕事とはいえ、フレンドパートナの"フリ"、お疲れ様でしたね」

そういう助手に苦笑いしながら、私はテーブルに置かれている資料に目を通した。

この案件はまだ、始まったばかりだ。
多分、大半の人は何を馬鹿げたことをと言うかも知れない。

"【フレンドパートナー】

フレンドが登録した分身となるキャラクターを、フレンドパートナーとして呼び出すことができます。呼び出すには、相手となるフレンドが登録を行っている必要があります。"

お偉いさんの書いた簡単な説明文が目に入る。

フレンドが登録した分身となるキャラクターは、本人が消えてもデータとして存在する以上、消えることはない……。

しかし人によっては、例え心がないデータの存在だとしても……
傍に居て欲しいと思う。

それを望むことは、いけないのだろうか……。

……私はペンを手に取るとこう書いた。

"【フレンドパートナー】

フレンドが登録した分身となるキャラクターを、フレンドパートナーとして呼び出すことができます。呼び出すには、相手となるフレンドが登録を行っている必要があります。"

それは君がここに居た証。
またいつか、一緒にクエスト行こうね……。



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